高校は山手線で3駅離れていたので、
遊ぶのは地元 中学時代の連中が多かったが、
就職したら付き合いは職場の先輩たちになった。
大きな検修職場で働く先輩たちは、
経験と知識、技術力の宝庫、
地元の友達といるより、得る事が断然多く、
職場の大人がカッコよくて、こちらのが楽しくなった。
何しろスマホなんてない時代、
知りたい事は 図書館で本を読み漁るか、
専門知識は先輩に聞くしかないから、
昔の大人は存在感があったのだ。
今はどうかと言えば、
私は同年代より 娘息子世代とワイワイ雑談したほうが楽しいし、
新しい話題に触れる良い機会。
保守的否定的な先輩たちと 飲み会や旅行会など まっぴらだって感じ。
彼らは 私が若かった頃と違い、
スマホやネットで必要な情報を得て、
新しい事にチャレンジする。
「スマホのpaypayの設定やってくれ」と
若手の貴重な時間を奪い、
先輩としての存在感を失っていくのだ。
まだ飲み会に誘ってもらえるだけ、
私は.少し面白い大人だったのだろうか。