早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

消防の救命講習に参加「AEDを有効に使おうぜ!」

年間9万人の人が 心臓突然死という、

私の先輩後輩 従兄も朝、冷たくなっていて、

異変に気が付けば、助かったかも知れない命。

 

さて前回、救命救急講習を受けたのは 平成6年(30年前)

消防が定期的に主催する、無料の実技講習会です。

その後、AEDが普及し あちこちに装置が置かれ、

在職中、職場にAEDが設置された時に、

講習会があったのですが、機会を逃してしまい。

 

今回の講習で、私的 AEDの認識がズレていたので、

参加して 良かったと思いました。

 

救命 心肺蘇生処置の流れは、大きくは変わらず、

 

安全確認→意識なし!→応援を呼ぶ→救急車とAED手配

→呼吸なし!→ただちに 胸骨圧迫(絶え間なく)  

 

余裕があれば 胸骨圧迫30回 人工呼吸2回の組み合わせ

→AEDが届いたら 電気ショック(可否はAEDが判断)

→ただちに胸骨圧迫を再開(救急隊到着まで)

 

平均的 5~10分で 救急車が来るので、

それまで 居合わせた人で 命を繋ごう!という流れ。

 

私的に こういった場面、殆どが 駅か通勤電車内。

たまたま 医師か看護師さんが乗っていれば ともかく、

あまり上手く 出来てなかった?と思うので。

 

まず、家のあたりの AED設置場所、知ってますか?

 

 

ウチから一番近いのは 30m先の 中規模スーパー。

(走っても 往復2~3分は かかる )

1km以内はJRの駅、警察署、郵便局、24時間やってる?

一部のコンビニや ドラッグストア・・間に合わない。

 

老夫婦2名家族で シミュレーションしてみた。

 

意識 呼吸とも無いのを確認したら胸骨圧迫開始!

スマホを、スピーカーモードにして119番。

消防通信指令と会話しながら、胸骨圧迫は継続。

救急隊の到着まで 頑張るのが最善という結論。

 

今回の訓練は 3名が必要な流れで、

我が家は「AEDを取りに行く人がいない」

 

なんとなくAEDは万全!と思っていたが、

完全に心停止してしまうと 使えないようだし、

 

AEDを探す間、胸骨圧迫の手が止まってしまうのはダメ。  

 

訓練は、街中で倒れた人の命を 救う場面でしたので、

場面でシミュレーションしてみる必要があるけど、

そこそこ知識ある 3名がいれば「頑張ろう!」

 

最期に腹を割った話「救急車の適正利用」

「こんな事で救急車を呼ぶ?」

怒りがこみあげてくるような人がいるという。

 

救急車が軽傷者で出払ってしまうと、

助かるかも知れない命が。。。と私も思いました。