早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

終身生命保険「昭和の時代ニッセイのおばちゃん」地域での働きは素晴らしかった。

既に払込完了している 生命保険を解約しようか。

コロナ禍でなければ 旅に出る資金になるのだが、

いまだに若い 生保レディがDMをくれたり、

そうだな。止めてしまえば 関係は切れてしまうしな。

 

この保険、まだ若い頃の職場で入ったものだが、

当時7万の手取りで 1万近い保険に入るなんて、

自分の判断では 絶対にありえない訳だけど、

 

昔は おせっかいな大人がたくさんいたもんだ。

50歳を超えた位の 当時の私から見れば お爺ちゃん先輩

「保険はお守りだぞ」頻繁に入るよう勧めてくる。

 

一方、当時は職場にセキュリティはなく、

昼休みは生保のオバちゃんが自由に出入りしていた。

 

ウチに来ていた人は 保険を勧める訳でもなく

若手の世間話やら 人生相談に乗ってくれたり、

皆「ニッセイのオバちゃん」が来るのが楽しみだった。

 

思えばこの方、保険を売るのが仕事であるが、

職場を超えた若手の繋がり、コミュニティつくりで

素晴らしい働きをしていた。

地域の職場を回って どこにどんな人がいるのか、

各人の性格や人柄、悩みを理解しており、

ニッセイのオバちゃんが主催する花見やボーリング大会で

カップルが誕生し、少し上の先輩はきっかけで結婚した。

 

そして 将来を考えるうえで、皆、自然に保険に入った。

たしかに 何かあった時に「お守り」になるし、

払込完了後も 生命保険の機能と 解約すれば老後資金の一部に。

昭和の時代の保険は 利率が良かったと聞く話だが、

解約返戻金が 毎年5% 増えていくようだし、

コロナ禍において 解約する訳も見当たらなくなった。

 

思えば 昭和という時代は 不思議であったが、

口うるさい先輩と、生保レディに感謝である。