お恥ずかしい話 海でのトラブル経験。
ダイビング器材の 老朽故障も何度かありましたが、
訓練で それを想定し泳がされたので 慌てる事は無かったです。
慌てたのは 想定外の事 が起きた時だったですかね。
サーフィンで恐怖を感じた「流れにつかまった！」
「雪が降って喜ぶのはスキーヤー」
「台風を喜ぶのはサーファー」なんていいますが、
私も波が上がれば ワクワクして海へ向かったものです。
沖で波待ち中は 一定の場所を保つよう 目標物を見てる訳ですが、
湾状になったポイントで 堤防に引き寄せられている事に気がついて
波に乗って戻ろうとしましたが・・・
ウネリが入っても ボヨボヨして波が割れません（乗れない波）
これは沖への流れにつかまるぞ！（既にキャッチされた？）
慌ててパドリングを始めるも 流れに勝てる訳がなく、
堤防が徐々に大きく見えてくる・こりゃ無理だ！
そこで元に戻ろうとせず 逆方向になる堤防の付け根の
小さな砂浜に上陸を試み 無心にパドルを開始。
浅くなるにつれ 割れた波をキャッチ！脱出に成功。
それから しばらくして いつもの海へ行くと 警察官が双眼鏡で沖合を。
「昨日から行方不明のサーファーがいる」との事。
目撃者によれば・・・
「助けて！と叫びながら 沖へ流されて行く人を見た」という。
消防本部のヘリが飛んできた。遭難捜索開始である。
特別救助隊のダイバーを乗せてヘリが飛び立つ
私が流れにつかまりそうになった 辺りを捜索している。
低気圧の影響で 大きい波が運んだ潮は 堤防に沿って沖へ流れる 。
堤防の先端を超えたら湾外に流されるだろう。
時は晩秋、サーファーが海の上で一晩越せるか？堤防の先端へ行ってみた。
堤防を超えた 沖合側の面は テトラが高く積まれ
波が高い日にここから上がろうとすれば危険だ。
テトラの間でフィンが折れたサーフボードが見つかった。
日本の海岸は人造物だらけだけど、流れが複雑だな。
そして私も 海面だと安心して 堤防の端を歩くけど
実際に海に落ちれば 上がるのは困難。
波乗りに行けばラクに沖に出ようと、離岸流を探して海にも入るが、
それは「想定内」しかし、浮き輪の子供が離岸流に掴まれば「想定外」
暖かくなって コロナ3密回避 海のレジャーが増えそう。
そうそう 釣りの方が堤防に車を乗り入れ 海に落ちた事もあった。
なすすべもなく沈み 海保のダイバーがヘリで飛んできて救助。
心肺停止「命が尽きるのは一瞬」改めて肝に銘じました。
