昭和40年代の小学生時代、道具いらずスグ遊べる、
「長馬」が 最高に エキサイティングだった。
クラスの男子「馬側」と「飛び側」2組に分かれる。
まず「馬側」の一人が 壁や木に背を向けて立ち、
股に順次、頭を突っ込んで、長い馬を作る。
「飛び側」は助走をつけ、跳箱の要領で長馬に飛び乗る。
落ちたら「飛び側」の負け。崩れたら「馬側」の負けで
立場が逆転し交代となる。
昼休み放課後はもちろん、2~3時限目の 10分休みも、
校庭にダッシュして、長馬遊びに夢中になった。
「飛び側」なら、馬にダメージを与えるのが使命。
全速で高く飛んで 体重をかけて馬に飛び乗る。
ケツと首の接合部を 複数人で集中攻撃し馬を潰す。
暴れ揺さぶり、ぶら下り 身体のぶつかり合いだ。
当然「馬側」は不利で 工夫をして 飛び手を落とさねば!
一致団結!ムカデのような動きをする。
飛び手が手をついた瞬間に、ケツを振ったり下げると、
ズザ~ン!地面に落ち 転がる姿に 歓声があがる。
「交代!次は飛び手だ!」と盛り上がる。
鼻血や擦り傷は日常、ウチらは大怪我は無かったが
これも 当時のローラーゲーム同様に 過激度が増す。
その後は、前歯や肋骨を折ったり、頭をうつ怪我が問題に。
「長馬禁止令」が学校で出たようです「禁断」
まぁ 同級生で身体をぶつけ モミクチャに遊んだ思い出。
最近の子は、危険!禁止!やらせてもらえる事が少なく、
可哀想にも思えてしまう、1960年生まれです。