昔は 現場経験や技術力、職人芸がモノを言ったが、
大卒が主流になって 現場を知らずとも、
今や性能が良く 指示に従えば 容易になった。
昔話、まだ若い頃 故障事故の現場に行って、
見物が多く「カッコ良くやってやる!」って思いから、
いくつかの手順を飛ばしたり 代用する事で 早く終わり、
見物人たちから 拍手をもらった事があるのだが、
あとで酷く叱られてね~上司が。もっと上の上司に。
直接 なかったのは反省したのと 良い上司だったのですよ。
まぁ ある意味 ゆるかった昭和でも緊急時ほど「基本動作」
1つの指示で1作業報告みたいのを 2つ進んでしまうのは最悪。
復唱したり 指先確認は 絶対だった 今も クセになって、
「鍵ヨシ!」「ガス止めヨシ!」はやってますよ。
さて、新幹線で 設備事故は しかたないにしても、
復旧作業の方が 感電するという 最悪とも思える事が起きて、
羽田の事故といい 基本動作を守れば 防げたろうし、
昔より しっかりやってるハズが、どうなっちゃってるん?
日本人の やる事はクオリティが高く 世界から絶賛される反面、
まぁ 電気屋なら触る前に 検電し電圧が無い事を確認、
これは家のコンセントを触るにも 私は 当然やりますし、
まして電圧が高いのだから「ダメダメ感」、
確認が疎かな 指令の体制も 見え見え になってしまって、
普段はATC制御に おまかせで 安全で正確な新幹線、
快適な乗り物なのだけど、トラブルに弱く 途方に暮れる リスク。
しっかり検証し 再発防止を お願いしたい。