久しぶりに鬼怒川に行ったら 寂れ具合にビックリしました。
鬼怒川温泉は、浅草から 東武鉄道の快適な特急電車で
約2時間(運賃料金3千円程度)とお手頃な温泉地、
昭和の私がまだ20代の頃 社員旅行のメッカでした。
当時の経験から「飲めや歌えや どんちゃん騒ぎ」の思い出で、
職場旅行が衰退するとともに、個人では行かなくなっていました。
(鬼怒川渓谷にかかる滝見橋)めっちゃ揺れてスリル満点!
滝見橋から 鬼怒川下流左手のホテル群、全て廃業廃墟になってました。
この廃墟ホテル群、昭和の頃に私も泊まりました。
道路と渓谷の間に建つ温泉宿は、お部屋からの眺めは最高で・・
しかし 一番眺めが良さげな地の、全ての宿が廃墟って不思議。
どうもバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、
悪い事がある毎に、廃業していったように思えます。
ホテルの廃業とともに、周囲の飲食、従業員さんのマンションも廃墟に。
私が職場旅行で 鬼怒川温泉に来た頃は まだ若かったので、
行き帰りの電車で飲んで、鬼怒川公園駅について飲んで食べて、
宿で温泉に入って 飲んで夕食後、カラオケスナックに繰り出すという、
昭和の社員・職場の旅行会はそんな感じだから、
宿も 周囲の飲食店も賑やかで、潤っていたのだと思います。
もっとも鬼怒川でも特色のある宿は人気があったり、
買い取られて 復活していた宿もありますが、
おおるりグループさんの「鬼怒川ニューおおるり」8月末で閉館。
コロナ自粛の影響です。豊富に湧く源泉かけ流し温泉が もったいない。
昭和の旅行会、電車で鬼怒川に到着し駅前の食堂での一枚です。
凄いビール瓶の数ですが、このような客がたくさん来た時代
昔の温泉街は景気が良かったんだと。
若い頃は職場旅行っての、気が進まなかったんだけど、
個人主義が進んで思い返せば、良かったのかな?なんて思います。
鬼怒川公園駅から廃ホテル群を散歩し動画を撮ってきました。
よろしければ ご覧ください。
そしてコロナが収束したら 観光地を応援しに行きましょうよ!