中学は家から歩いて5分だったから、
進学し山手線で通学を始めた時は新鮮だった。
駅員さんに押されて乗るほど混んで、
社会人になってから、これがストレスで、
朝、混んでる電車を見ると、お腹が痛くなる。
「過敏性腸症候群」を発症。
その後、始発駅や職場の近くに引越を繰り返し、
ラッシュを避けて、早朝に通勤したり、
10年以上かかって症状は改善した。
その頃から「オフピーク通勤」してたじゃん・笑。
大変な電車通学・通勤だったが、楽しい事も多々あった。
下校時、渋谷のディスクユニオンで、輸入盤LP見たり、
車窓の風景、車内で見かける人を観察したり、
社会人になって、仕事を終えて、
皆で居酒屋へ行けたのも、電車通勤だったから。
今、私の周囲の連中は、
酒を飲まなくても、良くしゃべる
しかし昭和の頃は、シャイで大人しかった。
若者(私を含め)は、何を考えてるんだろう?
アフターに職場の老若男女が居酒屋に集まって、
酒の力を借りて、心をひらき仲良くなった。
先輩たちの経験談もたくさん聞けた。社交場。
その後、カラオケが街に流行り出し、
仕事後は、居酒屋で飲んで、2次会は欠かさずカラオケ。
とても楽しくて時間を延長して、終電乗り遅れ。
電車寝過ごし大宮、大船、銚子・・・って日も。
忘年会のシーズンとなりゃインフルエンザ発症・笑。
コロナのせいで、新しい生活様式になった。
毎朝、ラッシュを避け時差通勤したら、
JRE POINTが「20ポイント」もらえる時代がきた。
もう満員電車もないし、皆とバラバラの通勤、
飲みに行くことも、カラオケに行く事も無くなった。
これから若い人が就職してテレワーク。
ゲームが好きな子は、最高!なんて言ってるけど。
住宅ローンをかかえて、子育て世代にとっちゃ、
実質、一時帰休みたいなもんで、
不要不急の仕事・・・とステイホームさせられ、
これじゃ失職するかも。と、気が気じゃない様子。
私にとって電車通学は行動範囲が広がり、
電車通勤は仕事後、居酒屋で人間関係の形成、
たくさんの人との語らい、楽しみをくれたから。