仕事が落ち着き 彼女に拾われ新婚旅行の話です。
40年近い昔のモルディブは、今のような高級リゾートではなく、
シャワーは海水、シャンプー石鹸禁止、質素で素朴、
ただ海がキレイな小さな島の集まり。
行き帰りはシンガポールで泊。モルディブマーレはSQ36便ほハズ。
ZURICH、ずりち?ってどこだ!迷いました。
あ~スイスのチューリッヒか、笑
この飛行機が途中に寄るとこがMaldivesでした。
CAさんが「きれいなインド洋にある1200島の国」と紹介し、
ヨーロピアンが「へ~」って顔してましたね。
日本ではダイビングやる人くらいしか知らない地の時代です。
今は水上飛行機がありますが、当時はメッチャ遅いディーゼル船。
本当に着くの?満点の空を眺めながら、船から流れ星をみました。
夜が明けてみれば素晴らしい景色。
一周徒歩5分の小島「バドゥダイビングパラダイス」に滞在。
今は高級な「アダーラン プレステージ バドゥ」に経営が変わってました。
この島を選んだのは マップをご覧の通り、島のそばがドロップオフ。
名の通り「ダイビングパラダイス」
ゲストはヨーロピアン、日本人カップル2組、一人旅の方いずれもダイバー。
ディナービュッフェはビーチで、野菜とパン、そこらで釣れた魚。
そう、野菜と水は貴重品で、当時のモルディブ人は野菜が取れず、
平均寿命は40歳くらいだったと記憶してます。
当時のモルディブの絵葉書に「サメの餌付け」ありましたが、
うちらもやってみました。カツオを袋に入れて持ってるだけで、
遠くからサメがやってきて囲まれました。
私が撮った水中写真ですが、素手でサメの口元にカツオを食べさせる。
目つきが怖いサメが来たぞぉ
目の前でターンされ、尾びれの水流でヨロヨロしました。
サメがグルグル、夜の公園で輩に囲まれた気分、笑
隣のダイバーは腰を抜かしビビりまくり。
これ以来、サメの餌付けは聞かなくなりました。
誰か腕を食べられたのかも?
まぁ、今、こんな事をしたら非難の的ですが、
過渡期を生きた 特権だったのかも知れません。続く。