皆で歩こう！という活動やってまして 日に8千歩、
競争を始めると 3万歩～歩く連中が続々、
私的には 2万歩が良いところで、
それ以上を歩くと 具合が悪くなります・笑
それに 飽きてしまうので テーマを決めて歩かないと
そこで「自分のドラマ聖地巡礼」でもしようかと。
目黒は1970年代 通学で乗換えた駅で、
周囲には同級生宅がやっている店舗も多くありました。
基本的に構造物は変わっておらず、
築50年を超えたマンションや再建築不可物件、
多々あって 当時の思い出が蘇ります。
昔は東急目蒲線という電車が地上を走り、
緑色の3両編成で油臭くて、もち冷房はありません。
当時は この電車が好きでなく写真も撮ってないですが
今思えば 庶民的でとても味がある電車でした。
「一駅くらい歩け！」親は定期券買ってくれず、
学割ひと月 400円だったからバイト代で。
国鉄に比べ私鉄は激安でしたね。
権之助坂商店街も 良くみりゃディープですね。
通年郵便配達のバイトをしていたので
荷物満載 無変速の貨物自転車を立ちこぎで、
息を切らして この坂を登ったものですが、
細くなる足も、モモ筋の貯金が出来た気がします。
この小さな本屋さんも良く来ました。
皆でオートバイを連ね 目黒通りを右折したら
婦警さんがいて「ダメじゃない！右折禁止よ！」
反則金を払う余裕などない 高校生の私たち・笑
散々説教されて「次から気を付けてね」これでおしまい。
昔のお巡りさんは怖かったけど 人情味に溢れていた。
今はコーンが立っているけど、
右折禁止の標識は ずっと手前で見当たりません。
まぁ いいか・笑
毎月28日は お不動さんのご縁日
社交的な母は目黒不動尊の縁日が好きでしたけど
かつては人がウジャウジャいた商店街なんですけど
角のウナギ屋さんが人気で そこだけチラホラ人がいる程度、
前に来た時は お笑い俳優の高田純次さんがいました。
不動前駅、昔は地上を緑色の電車が走り、
改札が踏切の向こうで「赤信号みんなで渡れば怖くない」
線路は左手の武蔵小山から 急な下りなので、
運転士さんは怖かったと思いますよ・笑
そんな事もあって 高架橋になりましたが、
電車を感じない町になってしまいました。
この本屋さんも、行けば誰か同級生がいてね。
隣にレコード屋があって「神田川」とか「22歳の別れ」
初めてのレコードを買った店はなく シャッター街だな。
旧地元民 目線で町歩きをしていれば、
50年前から変わらぬ 同級生宅もまだあり
「木造一戸建ての家って長くもつ」イメージ。
再建築不可物件ふくめ 空家も多いです。
一方、高級外車を停めた新住民の新しい家も点在。
PCゲームのシムシティみたいに町を改造出来ればね。
私が生きているうちは 新旧入り乱れた風景は
変わらないでしょう。
氷川神社の境内も 縁日では左右に出店があって、
凄く狭いから 活気感がとてもあったのだけど、
あまり人を感じない町になってしまいましたね。
旧中学の校庭と校舎をつなぐ橋も 新しく、
私の聖地巡礼としては 名残があります。
この先に桐ケ谷火葬場があって、
煙突の煙を眺めながら 校庭を走り回っていたのだが、
嫌な気もせず 誰も気にしている人は居なかったし、
担任で26歳だった先生が急死し 桐ケ谷でね、
落ち着いたら家にも線香をあげに行ったんだけど、
4畳半の狭いアパートに、奥さんと小さな子供がいて
その光景が今も脳裏に焼き付いていますね。
五反田 TOC も50年以上たつ卸売センターで、
16歳の頃 この中にあった ある企業の本社オフィスで
夕方に清掃のバイトをしていました。
ゴミを集め 各机のOLのお姉さんからお菓子をもらい、
私を 神社のハトのように可愛がってくれました・笑
2023年に解体が決まり 私の聖地が一つ消えます。
香港のチョンキンマンションまでいかずとも、
新橋の あみだくじビルを思わせるような、
激安な店が たくさんあり 良い味をだしてます。
目黒川沿いの、ここに養老の滝があって、
200円の養老牛丼を 良く食べましたね。
1975年ころ、1ドル300円、大卒公務員初任給 8万円、
都バス 70円、タバコ150円くらいの物価水準。
痛いのは 卒業した中学が廃校になった事で、
自分のドラマで 最も重要な聖地が既にナシ！
昔のまま 地元が変わらず 幼なじみだらけだったら？
60歳を超えた 同級生がごっちゃりいたら
それはそれで 妙な感じか・笑
今週のお題「好きな街」この地が当てはまるかは？！
そりゃ「人」馴染みがたくさん いればですよ。
本日の歩活 18,792歩 を歩きました。
