後輩が、子供の進学で悩んでいて 討論会に。
彼は 郊外に2世帯住宅を建て、
両親と同居し、自分の家庭を築いた。
親が他界後、将来 子供夫婦が自分と一緒に住んで、
家庭を作ってくれるのが「夢」なのだ。
私と後輩は高卒、彼は優秀な人材でやってきた。
私は43年間の、社会人生活を振り返れば、
大学に行った場合の、今が想像つかないし、
全く別の人生となっただろうが、
時は オイルショック不景気だったゆえ、
高卒で早急に社会に出て、良かった実感。
私は、地元で高卒枠の就職先があれば、
警察や消防、地方公務員の事務職、
仕事を 受けてみれば?とアドバイスした。
そこに若い 大学院卒が、話に入ってきた。
彼らの経験談、やはり6年間の学業を生かせず、
ぶっちゃけ 私と後輩と、同じ高卒枠のくくり。
「残ったのは、数百万円の奨学金の返済ですよ!」
そして奨学金の 返済が滞った別の後輩は、
「ブラックリストに載ってしまい
住宅ローンが当分借りれない」という。
意外な 興味深い話が 聞けたぞ!
アベノミクスの、異次元の金融緩和が継続中、
年金生活者にも、返済困難なローンを貸す時代だぞ!
奨学金の返済がネックで?ひどい話だ。
私の父も、大学卒業したものの「損した!」口癖、
戦後の酷い 労働環境のバイトで 結核の疑い
社会に出るのが ずっと遅くなったから。
まぁ、高・大・院卒、世代を超えた討論に、
後輩の息子もいれば、刺激になったろうが。
そうそう、私は高校からのバイト先で、
実労務に励む 大人達と働いて 可愛がってもらい、
何となく、将来像を描いた16歳だったから。
還暦リーマンとして振り返れば、東大は別として・笑、
チャンスが多いのは 学歴かもしれないが、
あんまり関係ないよな、回りを見ていても。