悠々自適とは!
退職したら 俗世間から身を引き、面倒な事から離れ、
ポジティブに 心落ち着き暮らす事を目指したが、
テレビを見るのはやめても、なかなか難しい。
ネットでネガティブな記事が 津波のように押し寄せる。
もう私は昔ながらの、新聞程度のニュースで充分なのだ。
しいて言えば 国の借金が多過ぎ、国力低下、日本安。
かつてここまで国の借金が膨らんだのは 太平洋戦争時らしいが、
敗戦後ハイパーインフレで、チャラになったようだ。
今や国が、お金をバラまいても たいしてインフレにならず、
将来不安を煽られ、企業も個人を それを貯め込むばかり。
将来の為に ある程度の貯えは必要と思うが、
特に若い頃は、自分に投資したり、
やりたかった事、欲しかった価値あるものに 使う事
私が社会に出た頃は、そうだったよな(ハタチ目線ですが)
高金利時代の 面白い資料が出て来たので
職場には共済組合の預金があって金利は7.5%(その後8%)
実家通勤の 少し余裕がある先輩と飲んだ時、
「お前ら!まず300万円 貯めろ!」
「共済貯金の金利8%、利息が年に24万円もつく!」
「利息でボーナスが 1回増えたようなもんだぞ!」
※昭和のマル優は 預貯金の金利が元本300万まで非課税。
この先輩の説教は、今も脳裏に焼きつく。
ごもっとだが、当時は そんな余剰資金がある若手は不在。
散財生活~AE86レビンの月賦が 3万円/月、
上野で買った スズキの中古バイク 2万円/月、
コンポーネントステレオ 1.5万円/月~既に債務超過だ。
3畳間に大型ステレオだから 気が狂っているのだが、
同期は給料日に 10万円のアルミホイールを買って、
「アホか!次の月給まで どうやって暮らすんだ!」って。
貧乏な小学時代を経て、働いて好きなモノが買えるって
俺ら嬉しかったんですよ~貯金してどうすんの!って。
貯金しないから(出来ないから)高金利だったのかも・笑
まぁ 今の時代と違うのは「ネガティブ思考は全くナシ」だ。
さて利率が良い 共済貯金のほか、
銀行定期が6%、郵便局の普通預金が3.36%~昭和50年代
今、マイナス金利で 0.001%だったのが 0.2%に引上げられて、
金利が100倍になった!って~アホくさ。煽りはウンザリ。
お金を使わなくなったのは、日雇い経験からだけど、
子供の頃から欲しかったものを、一通り手に入れ、
やりたかった事も経験し、
歳をとって、欲しいモノが なくなったのがあるが、
将来不安、ネガティブ思考を煽られるってのが 大きいね。
私は 貯め込むばかりの若年時代より、
お金を使って 好きにやった経験は 今も役にたっていたり、
「経験に勝るものなし」好きな言葉なのですよ。