早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

寒冷地駐車ギア1速ブレーキ掛けず「扱い違いによる暴走事故経験」

過去の事故例をみて 危険予知トレーニング!

マニュアル車 時代の「暴走事故経験」備忘録です。

 

事例「秋田県警の婦警が、車に乗り込まず、

車外からエンジンを掛けたところ パトカーが暴走し、

中央分離帯を乗り越えて 民家に突っ込んだ」という事故。

 

なんの事やら 解らない方も いらっしゃると思うが、

「パトカーはMT車で、別の警官が ギアを1速に投入し、

サイドブレーキを掛けず 駐車をした」という背景。ナゼ?

 

笑ったのは、同僚も 同じことをやらかした経験。

まだまだ30年前は テキトーな時代でした・笑  

 

私の周りでは 秋田の婦警さんと 同じ事が日常化。

 

仕事出発の少し前に エンジン暖機運転のため、

「ドアを開け 車に乗らず 車外からエンジンを掛ける」

一度事務所に戻り 準備して出発。

 

帰所時は「ニュートラルで サイドブレーキを引く」

この掟で なりたっていた 安全神話。

 

そして 車が暴走をした 事故の日、

同僚がいつも通り ドア開け エンジンを掛けたが、

なぜか「ギアは1速、サイドブレーキ緩解だった」

 

「ガクン!」となって 止まりそうだが、

エンジンの調子が良いと 始動してしまう。

 

暴走と言えど、カクンカクンと ゆっくりだから、

運転席に飛び乗れば、車を止める事は出来るが、

とっさの状況で そこまで機転が利くか?

彼は 暴走車の前で止めようとしたが 壁と車に挟まれた。


 

「誰だ!ブレーキかけず、ギア入れたままの怠慢!」  

 

前回 使ったのは、滅多に業務運転しない 北国出身の年配者 50歳。

事情を聴けば「駐車はギア1速、サイドは掛けない」クセ。

 

北海道の冬 駐車ブレーキのワイヤーが凍ると ブレーキ緩解不能。

サイドブレーキ掛けず、転動防止のためギアを入れ駐車する。

それが常識という話

 

なるほど~寒冷地の 車の扱い方の違い 勉強になった。

JAFも「寒冷地でパーキングブレーキは使うな」とある。

jaf.or.jp  

 

そんで クルマが暴走した件、誰が悪いの?

 

運転者が車に乗り込まず ニュートラルも確認せず、

安易にエンジン始動した 悪慣習の俺らという結果。

安全確認を怠った 安全運転義務違反!

 

ローカルルールに 慣れ切った 危険予知能力の欠如。

マニュアル社会ってのは 否定される事もあって、

「画一的で がんじがらめ」になってしまうが、

俺らのヤバい経験から!俺らが作ったとしたら?

たいへん 申し訳ありませんでした~!


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