昭和50年代、2回の石油危機、円安インフレ物価高、安給料。
長引く不況からの転機は、昭和60年だったようで、
急激な円高で、初めてグアムに行けた頃と一致。
5歳下の弟の友達が、都立商業高校を卒業し、
都市銀行、大手証券会社にもれなく就職した。
不況期に就職した私より給料は良く、
特にボーナスの額を聞いた日にゃやる気が失せた。
景気回復、その後バブル経済になる、始まり。
ダイビングの趣味、グアムでの思い出が忘れられず、
海外旅行 2回目はセブ島に行った。
当時 Philippine AirlinesがCMでカルスアン島を流していて、
南海の小さい楽園島を想像していた。
マニラで国内線に乗換、ターミナルが1Kmほど離れており、
空港は凄い群衆で、皆、誰かを待ってるのだろうか。
映画「愛と青春の旅立ち」で、
フィリピン航空機がマニラに着くシーンがあるが、
まさにその風景だった。
時はマルコス政権から変わったばかり、政情が安定してるとは言えず、
大きい潜水器材を入れたバックを持って、ノンビリ歩く観光的雰囲気はない。
セブに着けばゆったりできると思いきや、セブ島は大きい島で、
宿まで車で80Km、車窓から見える地元の人たちの風景、
元祖、南の島の生活って感じで印象的だった。
ダイビングの宿は「アルガオ ビーチ クラブ」
セキュリティがしっかりして、安心して過ごせた。
既に、このリゾートは無くなってるようだ。
グーグルマップで、今のセブ島アルガオに行ってみたら、
セブンイレブンはあるし、近代的になって、昔の面影はない。
アルガオの街は安くて良さげなリゾートホテルも多々あるし。
暇になったら、物価が安いし、長期滞在も良さそうだ。
今、アルガオでダイビングが出来るかは不明だが、
サーフィンや、山に登って、滝で遊ぶ、
インスタ映えするスポットが多々あるそうだよ。
コロナ前まで、LCCが成田からセブに飛んでいて、
数千円で行けたのに・・・コロナ鎖国。
出来る事は今やる!大事だよね。
フィリピンはまた行きたい。
大戦時パイロットだった知らぬ叔父が撃墜されたのも、
この地と戸籍に書いてあったから。つづく。