「改札口で君の事、いつも待ったものでした。
電車の中から降りてくる、君を探すのが好きでした」
野口五郎さんの名曲「私鉄沿線」がピッタリの駅。
私に当てはめれば 1970年代「君＝父親」
上下線別のホームに それぞれ改札があり、
電車を降りればすぐの改札で父を探す事が出来、
父の給料日は 私鉄沿線の駅に迎えに行って、
商店街の 東武レストランだったか 夕食を頂いた。
父と子はハンバーグ、母はナポリタン。
この時に初めて タバスコなるものと出会い、
母はケチャップと思って掛けたら
辛くて 大変な事になってました・笑
まぁ ご飯はあったけど オカズが無くて、
醤油や、味噌汁を掛けて食べてたから、
月に1度の贅沢が 脳裏に焼き付いてますよ。
東武東上線の 大山駅は小学校の遠足でも。
東松山のサツマイモ掘り、荒川の上流 玉淀
（森林公園の遠足は風邪で行けなかった）
朝霞テック（エンジン付きゴーカートがあった）
担任の先生も この電車で成増から通勤しており、
余談ですが 当時の担任は教壇でタバコ吸って・笑
まぁ 先生は「神」レベルでしたからね。
だけど 勉強、遠足と育ててくれて感謝です。
私はアチコチ転居しましたが ほぼ国鉄（JR）駅で、
駅前が バスターミナルだったり 駅ビルだったり、
どことなく無機質というか冷たい感が無きにしも非ず。
一方、私鉄沿線の駅前商店街は 暖かい思い出です。
そうそう、駅には「伝言板」ありましたね。
うまく 待ち合わせが出来なかった場合、
「レストランにいる！」「先に帰るよ！」
スマホや 携帯が無い時代の知恵ですが、
あの頃の 人の繋がりが懐かしいです。
