早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

相続・戸籍集めで見えてくるルーツ探し旅

仲間の親が亡くなり 相続に着手するというが、

「自分でやってみれば?」と言ってみた。

相続人は兄弟と母。実家と預貯金、自家用車。

ウチもだが 実家に住まず 子世帯はマンション住み、

どんどん空家が増え 廃墟大国日本!となる訳だ。

相続は典型的な核家族で 良好な関係なら楽勝でしょ。

 

普通のサラリーマンの休みじゃ 難しいが、

平日休の仕事ならね、私は自分でやりました。

 

戸籍謄本(ルーツがわかる)住民票、印鑑証明を集め、

遺産分割協議書はネットにテンプレ(ひな型)あるから、

ワードで作って 相続人全員の実印を押す。

 

銀行で「亡くなった」言ったら即、口座凍結!

という 貴重な瞬間も 体験出来たし・笑

実家の名義変更登記も自分で(法務局に相談員がいた)

遺産分割協議書が作れたら 怖いものはない。

 

ウチは母が実印(印鑑登録)持ってなかったから、

(遺産分割協議書が作れない!)

コレが、悲劇の始まりとなったのだ。 

寝たきり認知症は 一切の契約行為等が出来ない!

最悪のパターンに 頭を抱えてしまったが、

渡る世間は良い人ばかり。救っていただいた。

 

楽しめたのは 戸籍集めをする中で(郵送手配も可)

大正、明治時代まで ルーツが見えてきた事。

母は 四谷区で生まれたと 聞いていたが、

戸籍の地は 明治4年(1870年)に消滅しており、

150年以上も昔の 戸籍に感動をしたのだが、

「現、三栄町」と追記があり、

その場所が 新宿歴史博物館という事を特定。

戸籍を見せたら、スタッフさんも ビックリしていた。

歴史館に 住んでたであろう 時代の風景が再現。

 

もっとも母は 小学生の時に 日本は戦争に突入。

地方に疎開したとも聞いた(場所は不明)

戻ってきた時には 東京大空襲 焼野原世代、

両親は死亡。兄2名はフィリピンで戦死。

 

そんな頃の話は 思い出したくないだろう。

満州から 生きて帰った3男家族に 身を寄せ、

父と結婚した時は 公務員だった事まで判明したが、

すっぽり抜けた 空白期間がある。

 

まぁ 母が生存中に 生き様を知っていたら、

もっと優しく接する事が出来たのかもな。

 

近日、父方のルーツを探す旅 展開しようと思うが、

戸籍に記載の村は やはり既に消滅し、

住所を追うのは かなり難易度が高いが、

 

郵便局や廃校に 当時の地名が残されていたので、

そこらが手掛かりになるかと。

worldwidetraveler.hateblo.jp

ルーツを探す旅、楽しくなってきたのだが、

自分で戸籍を集め、相続手続きをした産物である。